ABOUT

ぼくの心に、いつもあるのは、
夏のど真ん中に立っている、いつの日かの少年。
ぼくが、ぼくであり、男の子だった遠い日々の記憶。

火照りを癒す驟雨のあと、茜色染まる家路。
笑い声まで映しこんだ長い影法師。
夕餉の向こうに、未来(あす)は見えたか。

歩き始めたばかりの命の旅路。
あの頃の「忘れてはいけない記憶」を
季節の風に少しだけまぜて、いまのぼくに贈ろう。

ほんのり懐かしいにおいのする
「OTOKONOKO」2018年4月に誕生。

元・男の子たちに届きますように。